短時間メッシュ



    特徴
    1全国を5km四方の区域を対象とした、降水量の情報を表示します。
    3降水量は毎時降水量に加え、3時間先までの予想1時間降水量を表示します。この降水量は「レーダ解析雨量」と呼ばれ、レーダとアメダスの実測値をもとに毎時間更新されます。
    8最新の観測データをもとに、毎時間更新されます。

    着目点
    1主として降水量の予測画面に着目します。気温や降水量の実測値は地域ロボットを含めたリアルタイムメッシュで参照できるので、広い範囲の気象状態を把握する場合のみ参照します。
    2数時間前から3時間先までの降水量の実況と予測に着目します。
    3強雨の地域の移動や発達/衰弱の状況を把握します。

    注意点
    1地域で利用するリアルタイムメッシュは1kmメッシュであり、対象とする空間の大きさが異なることに注意が必要です。
    2毎時間予測値を更新することと雨域の移動や発達/衰弱を考慮して予測しているので、実況値に近い予測値となっています。このため、1kmメッシュ予測が実況と乖離している場合等は、3時間先までは短時間予測メッシュの予測結果を重視する。
    3レーダで観測されたエコーが1時間継続した場合の降水量を表示しますので、実況値より多めに表示されることが多くなります。
    4同様に5kmメッシュ表示される情報に「5kmメッシュ」があります。





    使い方

    1時間前と3時間先までの気象情報各要素を表示します。

    距離分解能 : 5km 
    時間分解能 :1時間 
    降水強度階級:7階級 




    短時間降水メッシュによる降水量予測は、大雨による災害対策に役立つ情報にもなります。降水量の推移、積算量予測を把握することで、大雨による河川の増水・崖崩れ・土石流の発生等の注意・警告をするための情報となります。しかし、これはあくまでも予測ですので、随時、気象庁から発表される注意報・警報を確認するようにしてください。


    ※情報提供元 : (財)日本気象協会