長期予報



    特徴
    1気象庁から発表される1ヶ月予報、3ヶ月予報、暖候期及び寒候期予報があり、種々の長期計画に利用できます。
    21ヶ月予報は毎週金曜日、3ヶ月予報は毎月20日頃、暖候期予報は3月10日頃、寒候期予報は10月9日頃に発表されます。
    3全国11ブロックに分けて発表されますので、最寄りの地域の予報を参照できます。
    4各予報期間内の気温、降水量、日照時間について、各平年値と比較し、3階級の確率で表現しています。

    着目点
    1現在までの気象の経過を平年並み、平年より高(低)いかを評価し、その後の経過を検討します。
    気象は特定の状況が継続し過ぎると災害が発生することが多くなってきます。気温が低く、日照時間が少なく、降水量が多い状態が今後とも継続すれば「冷害」や病虫害の発生等に備える必要があります。

    注意点
    1いずれの長期予報とも最新の予報に更新して提供していますので、更新期に合わせてご利用下さい。
    2長期予報に対する社会的ニーズは非常に高いものですが、精度の良い予報技術は十分確立されていないのが現状です。利用に当たっては予報のはずれに対するリスクを考慮する必要があります。
    3予報の3階級の確率値を比較し、確率値が大きいほど予報の信頼性は高いと判断されます。





    表示画面例と使い方

    気象庁発表の1ヶ月,3ヶ月,暖候期・寒候期の季節予報を知ることができます。各気象台から発表された情報を文章で表示します。


    「1ヶ月予報」,「3ヶ月予報」,「暖寒候期予報」の3種類の季節予報から選択できます。
    全国11ブロックを選択できます。


    「1ヶ月予報」:毎週金曜日に発表。発表日の翌日から向こう1ヶ月間の平均気温,降水量,日照時間について3階級(「低い」,「平年並」,「高い」)に分け、それぞれの階級が現れる確率を数値で示しています。気温については、週を単位としてそれぞれの平均気温の高低も予報しています。
    「3ヶ月予報」:毎月20日頃に発表。翌月から向こう3ヶ月間の平均気温について、1ヶ月予報と同様に階級毎の確率で予報しています。天候・各月の平均気温・降水量・日照時間についても、それらの傾向を平年と比較して予報しています。
    「暖候期予報」:3月10日頃に発表。
    「寒候期予報」:10月9日頃に発表。




    長期予報は種々の業務や作業の長期計画に利用されます。
    長期予報は社会のニーズは非常に高いものですが、精度の良い予測技術は十分に確立されているとは言えません。そのため、利用する際は、参考にとどめるのが適当と言えます。